大阪で内視鏡クリニックを探す!大腸内視鏡検査における注意点を紹介
血液をさらさらにする薬を常用している人
心筋梗塞・狭心症・脳梗塞・心房細動などにより、血液をさらさらにする抗血栓薬を常用している人は、内視鏡検査そのものは受けられるものの、ポリープがみつかった場合に切除できないことがあります。そのため、事前に医師に相談してください。
ちなみに、抗血栓薬を中止しても血栓症発症リスクが低い人は抗血栓薬を中止しポリープ切除する場合があります。また、リスクの高い人は抗血栓薬の服用を続けつつ内視鏡検査を行い、一定条件を満たした場合にのみポリープを切除する場合があるので注意が必要です。
検査当日の時間
一般的に、クリニックでの内視鏡検査そのものは10~15分ほどで、ポリープ切除を伴う人の場合でも30分程度で終わることが多いのですが、これには個人差があるため、人によって異なります。
また、内視鏡検査を行うには検査の4~5時間前から腸管洗浄剤を服用して、腸の中を空っぽにしなくてはいけません。自宅でこれを済ませてから来院する場合は、クリニックでの滞在時間は、当日の問診や検査準備なども含めて1~2時間程度です。
鎮静剤を飲む場合の運転
内視鏡検査のために鎮静剤を飲む場合は、薬の影響でしばらくの間、頭がぼんやりした状態になってしまうので、検査後にすぐ車の運転をすることができません。
そのため、車で来院した場合は鎮静剤を使えないというクリニックもありますし、クリニックで充分休んでから帰れるようベッドを用意してくれているクリニックもあります。鎮静剤を飲む場合は、自分の運転ではなく付添の人の運転やタクシー、公共交通機関を利用するのが良いでしょう。