【大阪の内視鏡クリニック】気になる症状は大腸内視鏡検査がおすすめ
便秘がち
便秘は、大腸がんが原因となって起こっている場合もあります。なぜなら、大腸がんが進行すると大腸が狭くなってしまい、スムーズに排便できなくなるからです。
便秘の原因は大腸がんだけではなく、潰瘍性大腸炎や過敏性腸炎、虚血性腸炎といった他の病気である可能性もあります。大腸内視鏡検査をしてみることで便秘の原因も明らかになることが多いので、便秘が続くようなら一度大腸内視鏡検査を受けてみることをおすすめします。
下痢が多い
便秘だけでなく、大腸がんにより下痢になる場合もあります。大腸がんが原因で便秘になる場合がありますが、下痢に似た症状が出ることもあるので注意が必要です。大腸がんが進行して大腸が狭くなることにより、少しずつしか便意が来なくなり、結果として何度も排便したくなるのです。何度もお腹が痛くなると下痢だと勘違いしてしまいます。
また、便秘と下痢を繰り返す症状が出る場合もありますので、そんな場合もまずは大腸内視鏡検査で原因をはっきりさせましょう。
血便がある
便に血が混じっていたり、便が黒っぽい場合には、血便症状があります。見た目でわかるものは肉眼的血便と呼ばれます。極微量の血液が混じってしまった場合は、見た目ではわからないけれど、検査をしたときに血便が認められるケースがあります。
いずれの場合でも、どこかで出血が起こっているのは確かです。肉眼的血便があった場合や、便潜血検査で陽性になった場合には、できるだけ早く消化器科を訪れ大腸内視鏡検査を受けることをおすすめします。